大阪大学サイバーメディアセンターとNEC、国際会議・展示会SC23にてオープンサイエンスを加速するデータ基盤RED-ONIONのデモ展示

2023年11月6日 2023年11月21日

Tanushi

大阪大学サイバーメディアセンターと日本電気株式会社(以下、NEC)は、オープンサイエンスを支えるデータ基盤の実現に向けた取り組みを進めています。大阪大学サイバーメディアセンターとNECが2021年に大阪大学サイバーメディアセンターに設立した高性能計算・データ分析融合基盤協働研究所（所長：伊達進教授）は、オープンサイエンスを支えるデータ基盤RED-ONIONを構成する以下の三つの要素技術を研究開発しています：

データ集約基盤-データ公開基盤連携
データ基盤-スーパーコンピュータ連携
高速データ転送機能

この研究成果を、2023年11月12日から米国コロラド州デンバーで開催されるハイパフォーマンスコンピューティングに関する国際会議・展示会SC23にて展示します。

1. ⽥主英之，⼭下晃弘，細⾒岳⽣，並⽊悠太，甲斐尚⼈，松浦かんな，伊達進, "研究データ管理を支える学内情報基盤連携の実現に向けて", 学術情報処理研究, 2023 (2023年11月下旬出版予定)

2. Yuta Namiki, Takeo Hosomi, Hideyuki Tanushi, Akihiro Yamashita and Susumu Date, "A Method for Constructing Research Data Provenance in High-Performance Computing Systems," 2023 IEEE 19th International Conference on e-Science (e-Science), Limassol, Cyprus, 2023, pp. 1-10, doi:10.1109/e-Science58273.2023.10254932

展示の様子